デジタルスタンプラリーは、スマートフォンやタブレットを使って特定の場所(チェックポイント)を巡り、デジタルスタンプを集めるイベントです。従来の紙のスタンプラリーをデジタル化したもので、参加者は専用のアプリやウェブサイトを通じて、訪れた場所(チェックポイント)ごとにスタンプを取得します。

特に、地域や施設のプロモーションにとても効果的で、観光地や店舗、イベント会場などをチェックポイントにすることで、参加者に自然にその場所の魅力をアピールできます。また、スタンプを集めた参加者に魅力的な特典を提供することで、さらなる参加意欲を引き出すことが可能です。

しかし、イベントを成功させるためには、いくつかの重要な課題をクリアする必要があります。まず、参加者が使いやすいアプリやウェブ環境を整えることが重要です。さらに、興味を引くチェックポイントを設置し、参加者が飽きずに最後まで巡れるような仕組みを考えることもポイントです。たとえば、謎解きやクイズ形式を取り入れることで、より高いエンゲージメントが期待でき、地域や施設のPR効果も向上します。また、主催者側は、セキュリティやプライバシー保護を徹底し、スムーズなイベント運営を心がけることが大切です。

今回の記事では、デジタルスタンプラリーを成功させるために必要な様々な課題と、その対策について詳しく解説していきます。すべての参加者が安全で楽しい体験ができるよう、少しでも主催者の皆さまのお役に立てれば幸いです。

目次

1.デジタルスタンプラリーの成長と魅力

デジタルスタンプラリーは、従来の紙のスタンプラリーのデジタル版として、近年、さまざまなイベントやプロモーションに急速に導入されるようになりました。スマートフォンを使って簡単に参加できる手軽さや、主催者がリアルタイムで参加者データを把握できる利便性が、これまでの紙のスタンプラリーとは大きく異なるポイントです。また、参加者の行動パターンを見ながら、イベントを進めることができるので、より効果的な運営やプロモーションが可能になります。

特に、2020年以降、コロナ禍によって非接触型イベントが増えたことも、デジタルスタンプラリーの成長を加速させた大きな要因です。スマートフォンが広く普及し、アプリの利用が一般化した今、主催者が参加者の関心や意欲を高める手段として、デジタルスタンプラリーはますます重要な位置を占めています。

デジタルスタンプラリーが2020年を機に急成長しているイメージ図

デジタルスタンプラリーが急速に成長した背景には、いくつかの重要な要因があります。まず挙げられるのは、スマートフォンの普及と技術の進化です。従来は紙のスタンプラリーが主流でしたが、現在ではほとんどの人がスマートフォンを持ち歩いているため、手軽にイベントに参加できる環境が整っています。また、専用アプリをインストールする必要がないブラウザ対応のシステムが増えたことも、参加者の参加ハードルを下げることにつながりました。

・スタンプラリーのデジタル化がもたらす利便性

デジタル化により、スタンプラリーは参加者にとっても主催者にとっても利便性の高いイベントに進化しました。参加者はスマホさえあれば、いつでもどこでも気軽に参加することができ、主催者もリアルタイムで進行状況を把握することができ、必要に応じてチェックポイントや特典の内容を柔軟に調整することが可能です。これにより、イベント運営がより効率的になり、参加者にとっても満足度が高まっています。

さらに、主催者にとっては、参加者の行動パターンだけでなく、紙のスタンプラリーでは負担の大きかったアンケートの自動集計機能を使うことで、詳細なデータを分析しやすくなり、今後のマーケティング戦略やイベントの改善に大いに役立てることができるようになりました。

・非接触型イベントのニーズ拡大とメリット

さらに、非接触型イベントへの需要の高まりも大きな成長要因です。コロナ禍により、リアルな接触を避けるイベント形式が注目され、デジタルスタンプラリーはそのトレンドにぴったりとマッチしました。スマートフォンを使ってチェックポイントを巡るだけで、紙やスタンプ台を共有する必要がないため、参加者は安心して楽しむことができます。

また、主催者側も感染対策の負担が軽減されると同時に、各チェックポイントでの人員配置やスタンプ台設置のコスト削減ができることで、より魅力的な特典の提供へつながっています。非接触型イベントへのニーズは今後も続くと考えられ、デジタルスタンプラリーは今後さらに広がりを見せることが予想されています。

デジタルスタンプラリーは、単なる「スタンプ集めイベント」にとどまらず、イベントやブランドの認知度を高める効果的なツールでもあります。リアルタイムで参加者の動向が把握できることで、イベントの進行状況に合わせた柔軟な対応が可能です。また、参加者がSNSを使ってイベント関連の投稿をシェアしてくれれば、スタンプラリーはさらに多くの人の興味を引くこととなり、自然な形でのプロモーション効果が実現できます。イベントが終了した後も、この効果は持続し、次回イベントや関連サービスへの関心を高めることが期待できます。

・リアルタイムデータを活用した参加者の行動分析

デジタルスタンプラリーの最大の強みの一つは、参加者の行動データをリアルタイムで収集し、その場で分析できる点です。たとえば、どのチェックポイントが人気があり、どのような順序で参加者が移動しているのかを瞬時に把握することができます。これにより、主催者はイベント中でも状況に応じた対応が可能になります。

また、人気のチェックポイントでのスタンプ取得時間を分析することから、混雑時間を予測してオフピークへの誘導対策も可能です。このように、リアルタイムでデータを管理できることは、主催者にとってイベントの進行をスムーズにするためだけでなく、次のイベントに向けた改善や新しいアイデアを生み出すためにも役立ちます。

・参加者のシェア促進とイベント拡散効果

デジタルスタンプラリーシステムには、参加者がSNSを使ってイベント関連の情報をシェアしやすい仕組みが備わっている場合が多く、イベントを広く周知するためにも効果的です。参加者がスタンプを集めた達成感や体験談をSNSでシェアしてくれれば、イベントの内容やチェックポイントの魅力が自然と広がり、さらなる集客効果が期待できます。

また、これらの投稿内容はWEB上に残り続けるため、次回イベントや同様のイベントへの興味を持続するために役立ちます。特に、限定グッズやレアな特典がSNS上でシェアされていれば、イベントへ参加できなかった人たちも、次回イベントへの参加意欲を高めることが期待できます。

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2.デジタルスタンプラリー運営における課題と解決策

デジタルスタンプラリーを成功させるためには、いくつか運営上の課題をクリアする必要があります。参加者にとっていかに魅力的な特典を用意できるか、さらに、参加者がイベントを最後まで楽しめるような仕組み作りが重要になります。そのためには、参加者の興味を引き、ワクワク感を持続させる運営が求められます。この章では、こうした課題に対する具体的な解決策を紹介し、より効果的なイベント運営のためのヒントをお届けします。

デジタルスタンプラリー開催における課題を話し合うイメージ図

デジタルスタンプラリーを成功させるためには、いかに魅力的な特典を用意できるかがカギになります。参加者がイベントに興味を持ち、多くの方に参加してもらうためには、魅力的な特典を提供することが欠かせません。単なる景品ではなく、限定感のある特典や、参加者にとって価値のあるアイテムを提供することで、参加意欲を高めることができます。

・限定グッズやレア商品の特典で参加意欲を高める

特に効果的なのが、限定グッズやレアな商品の提供です。これらの特典は、そのイベントでしか手に入らないものや、数量限定のアイテムを用意することで、参加者に強い関心を持たせることができます。たとえば、そのイベントだけのために作った限定グッズや数量限定の地域特産品セットなどは、参加者が特別な価値を感じてイベントに参加する大きな動機づけになります。

具体的には、有名アーティストとのコラボアイテムや、ご当地キャラのレア限定商品を特典として用意することができれば、イベント全体の価値が高まり、より多くの人たちが参加したいと感じるようになります。さらに、これらの特典は、ゲットした参加者がSNS上にシェアしてくれる可能性が高まります。

・段階的に特典を提供し、モチベーションを維持する

参加者のモチベーションを最後まで維持するためには、段階的な特典の提供が効果的です。たとえば、コンプリートするまでのスタンプ数に応じて、段階的に特典を提供することで、参加者は「次の目標」を意識しながら、最後までイベントに参加し続ける可能性が高まります。

特に、スタンプラリーに参加するだけでもらえる「参加特典」として、記念品やすぐに使えるお得クーポンは効果が高く、参加者の参加意欲に直結します。そこから、コンプリートを目指す過程で一定数のスタンプを集めるごとに段階的な特典を提供し、最後にコンプリートした時点で大きな特典を用意しておけば、最後まで参加者のモチベーションを保ちながら達成感を与えることができます。

さらに、デジタルスタンプラリーを成功させるためには、参加者が単に「スタンプ集め」だけでなく、イベント全体を楽しむための飽きさせない工夫が大切です。たとえば、謎解きやクイズ形式などであれば、参加者は自ら考えたり挑戦する楽しさを味わいながらスタンプラリーを進めることができます。こうした仕掛けがあることで、単調になりがちな「スタンプ集め」にゲーム感覚が加わり、参加者は最後まで飽きずに楽しむことができるようになります。

・謎解きやクイズ形式で参加者を引き込む

謎解きやクイズ形式は参加者にも人気で、決して大掛かりでなくても簡単なクイズに答えるチェックポイントがあることだけで、参加者は「挑戦する楽しさ」を体験することができます。これは、各チェックポイントでクイズに正解しないとスタンプが取得できない機能を使い、たとえば、クリアする度に限定スタンプが取得できるようにすれば、さらにコレクションの要素を追加できます。

また、地域イベントで地域クイズを出題すれば、参加者はただの観光だけでなく、学びながらスタンプラリーを楽しむことができ、スタンプラリーが進むにつれてクイズの難易度を上げるなどの工夫で、参加者に最後まで楽しむ機会を与えることが大事です。

・即時抽選機能でワクワク感を演出する

参加者が飽きずに楽しめる方法の一つとして、段階的な特典提供時に即時抽選機能を使ってみるのも効果的です。スタンプを一定数集めたタイミングでリアルタイムに抽選が行われ、その場で当選が分かる仕組みを組み込むことでワクワク感を演出して参加者の興奮度を高め、次のスタンプ取得へのモチベーションを維持させます。

たとえば、毎回違った限定特典の中から、何が当たるかわからないが、何かが必ず当たる抽選機能を導入すれば、参加者はスタンプを集めるたびに「次は何が当たるだろう」という期待感を持ちながらイベントを最後まで楽しむことができます。このようなワクワク感の演出が、イベントを成功させるためには、とても重要な要素となります。

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3.集客を最大化するためのプロモーション戦略

デジタルスタンプラリーを成功させるためには、参加者を効果的に集めるためのプロモーション戦略が欠かせません。どれだけ素晴らしいイベントで、ワクワクできる要素がいっぱいのスタンプラリーでも、開催していることを誰も知らなければ成功するはずがありません。そのため、特に地域密着型イベントの場合は、地元メディアやSNSを活用した集客がとても大事になります。この章では、集客効果を最大化するための具体的なプロモーション方法を解説します。

デジタルスタンプアリーの記事が地元新聞に掲載されているイメージ図

地域に密着したデジタルスタンプラリーの場合、まずは地元メディアとの連携がとても効果的です。地域新聞やラジオ、テレビといったメディアにイベント情報を露出することで、ターゲットとなる地元住民に効率的にアピールすることができます。特に、地域メディアにイベントを取材してもらうことができれば、イベントに対する信頼感を高めると同時に、参加者の興味を引き出すきっかけにもなります。

・公共掲示板や交通機関の協力を活用した広報活動

地域イベントの場合、公共掲示板や交通機関の協力が集客するための重要な役割を果たします。駅やバス停の掲示スペースにイベントポスターを掲示したり、専用スペースにチラシを設置することができれば、地域住民に直接アプローチすることができます。特に、駅などをチェックポイントにすることで、交通機関とタイアップすれば、より多くの人に周知できる機会となります。

さらに、地域の行政や観光案内所、図書館などの公共施設にも協力を依頼して、少しでも多くの人に向けてイベント情報を発信していくことが大事です。イベントを成功させるためにも、地域の様々な施設を活用して、イベントの認知度を高める広報活動に努めましょう。

・地元メディアとの協力でイベント露出を拡大

地域の新聞、ラジオ、テレビといった地元メディアとの協力は、集客の効果をさらに高める有効な手段です。ニュースや情報番組でデジタルスタンプラリーを取り上げてもらえれば、イベントの注目度が一気に高まり、多くの住民たちの参加意欲も高まることが期待できます。そのため、イベント開催前には、各メディアに対してプレスリリースを出し、取材してもらえるように依頼することも忘れずに行いましょう。

また、メディアで取り上げられた内容をSNSでシェアすることで、さらなる拡散効果が期待できます。このように、地元メディアの協力はイベントへの集客のための大きな力となります。

現代のプロモーションにおいて、SNSの活用は必須といえます。デジタルスタンプラリーはSNSとの相性が良く、参加者が自発的にシェアすることでイベントが広がりやすいという特長があります。特に、参加者がリアルタイムで写真や動画を投稿できる機能があるシステムの場合、イベントでの参加体験が自然に拡散され、さらなる集客効果が期待できます。

・インフルエンサーを活用して自然な拡散を狙う

SNSでのプロモーションを強化する方法の一つとして、インフルエンサーの活用があります。地域に影響力のあるインフルエンサーや、デジタルスタンプラリーのターゲット層に人気のあるインフルエンサーにイベントに参加してもらい、その様子をSNSで発信してもらうことで、イベントの認知度を瞬間的にに広げることができます。

インフルエンサーが、リアルタイムでイベント参加中の体験をシェアすることで、多くのフォロワーがイベントの雰囲気を感じて、参加意欲を高めてくれることが期待できます。さらに、インフルエンサーとのタイアップ企画で、限定特典などを提供できれば、イベントの話題性がより拡散され集客力が高まります。

・参加者が自発的にシェアしたくなる工夫とSNSキャンペーン

参加者が自発的にSNSでイベントをシェアしたくなる工夫も大事です。たとえば、チェックポイントにフォトスポットを設け、特別なデジタルフォトフレームやAR機能を使って写真を撮影できる仕掛けを作ることで、参加者はその場の体験をSNSに投稿しやすくなります。このように、参加者の自発的なシェアを促す工夫は、イベントの拡散効果を高め、より多くの人にイベントの魅力を伝えることが期待できます。

また、「SNSでシェアすると特典が当たる!」などのキャンペーンを実施することで、投稿数を増やしてイベント認知度をさらに高める工夫も効果的です。この記事の前半でも解説しましたが、WEB上に多くの体験投稿が残ることで、次回イベントへの期待感が高まり、集客効果が持続していきます。

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4.デジタルスタンプラリーシステムfurariで課題解決

株式会社ワンズが提供するデジタルスタンプラリー「furari(フラリ)」は、デジタルスタンプラリーの運営における様々な課題を解決することが可能です。furariシステムには、顧客の囲い込みに適した「アプリ版」と、幅広い参加者の誘導に適した「WEB版」の2つのシステムがあり、それぞれ異なるニーズに応じて選択することができます。また、「業界最高水準のニーズ対応力」を誇るカスタマイズ要素の高い機能を数多く搭載することで、多種多様なデジタルスタンプラリーを開催することができます。

さらに、furariシステムは、デジタルスタンプラリー開催時に必要とされる「ラリー分析機能」や「アンケート機能」はもちろん、様々な機能が標準搭載されており、業界の中でも圧倒的低コストで導入できる点も注目される大きなポイントになっています。この章では、furariがどのように課題を解決し、イベントの成功に貢献するかを詳しく解説していきます。

デジタルスタンプラリーシステムfurariイメージ画像

furariは、参加者にストレスのない体験を提供すると同時に、主催者の負担を軽減することを目指したシステムです。参加者が簡単に楽しめる直感的なインターフェースと、主催者がリアルタイムでイベントの進行状況を把握できるデータ分析機能を兼ね備え、スムーズなイベント運営をサポートします。

・直感的なUIと多機能なシステムで参加者をサポート

furariが選ばれる理由の一つに、直感的で使いやすいUI(ユーザーインターフェース)が挙げられます。特に、アプリ版は「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しており、操作性の高さが評価されています。子供から高齢者まで幅広い年代層にわかりやすいUIで、ラリー参加者が直感的に操作できるように設計されていることが特徴です。

また、チェックポイントを探す方法も3種類あり、MAP表示とリスト表示の切り替えは、アイコンをタップするだけの簡単操作になっています。さらに、ルート表示機能により、現在地からチェックポイントまでの経路を簡単に確認できることで、参加者は迷うことなくスタンプラリーを進めることができ、ストレスなくイベントを楽しむことができます。

・リアルタイムでの進捗管理とデータ分析の強み

furariのデータ分析機能は、ラリー参加者のチェックポイントごとのスタンプ取得履歴から特典利用履歴に至るまで、全ての行動履歴をリアルタイムに閲覧できることが特徴で、データのダウンロードまでが標準搭載されています。主催者はこれらのデータから、参加者の行動パターンを詳細に把握することができ、イベント期間中の柔軟な調整や、次回イベントの改善やプロモーションに役立てることが可能です。

さらに、最大10個まで設定可能なアンケート機能までが標準搭載されていることから、業界内でも圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。アプリ版では、アンケート結果をもとにセグメントしたPUSH通知を送ることができ、イベント終了後も参加者へのアプローチが可能です。

furariの独自機能を上手く活用すれば、参加者にとっての利便性が向上するだけでなく、イベントへの集客効果が飛躍的に高まります。また、主催者がリアルタイムで進行状況を把握できるため、運営にかかる手間が軽減され、全体の流れをスムーズに進めることが可能です。特に「アプリ版×WEB版」連動システムでは、既存のアプリ利用者に向けてもアピールすることができ、高い集客効果が期待できます。

・業界初!アプリ版×WEB版連動で集客サポート

furariの特徴的な機能の一つが、業界初の「アプリ版×WEB版」連動システム(特許出願済)です。これにより、アプリをダウンロードする時間がない参加者や、インストールを避けたい参加者でも、ブラウザから簡単にデジタルスタンプラリーに参加できるようになっています。QRコードを読み取るだけで参加できるため、集客のハードルが大幅に下がり、より多くの参加者を取り込むことが可能です。

また、この連動システムを活用することで、主催者はイベント情報を日々増え続けるfurariアプリ会員に向けてアピールすることが可能です。主催にとって大きな課題であった、イベントへの集客効果を最大化することが期待されるこの連動システムは、業界初の集客サポートとしても注目されています。

・SNS連携と共有機能を使った集客の強化

furariは、SNS連携の仕掛けも充実しており、チェックポイント情報が簡単にシェアできる機能が搭載されています。さらに、人気のデジタルフォトフレーム機能は、参加者が自発的にInstagramやX(旧称:Twitter)などのSNSで投稿することにつながり、イベントが自然に拡散されていきます。

また、カスタマイズ機能でSNSキャンペーンと連動させて、シェアした投稿に特典を付けるなど、参加者の投稿意欲を高める仕掛けづくりも可能です。このように、furariシステムを使ってSNSでのシェアを促し、自然な形でイベントの認知度を高めるための強力なツールとしても活用されています。

参照:参加者数50万人突破!次世代のデジタルスタンプラリーシステム

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5.デジタルスタンプラリーfurariの導入事例に学ぶ

デジタルスタンプラリー「furari(フラリ)」は、様々な企業や団体が導入し、地域振興やイベントのプロモーションにおいて数多くの成功を収めています。この章では、いくつかの導入事例(主催者インタビュー)を通じて、furariシステムがどのように活用され、課題を解決しながら効果的なイベント運営を実現したのかを主催者インタビューでご紹介します。

デジタルスタンプラリーfurari導入事例

主催者:上野中央通り商店会 様
開催期間:2022年10月1日~2022年10月31日
システム:furari アプリ版
スタンプ形式:QR+GPS認証
イベント概要:台東区ならではの魅力ある産業やお店、隠れ名所を巡るスタンプラリー

ウォーカブルシティ in Taito スタンプラリー

・デジタルスタンプラリーを開催して良かったと感じた点は?

これまで実施していた紙でのスタンプラリーだと人員が必要でしたが、デジタルスタンプラリーで実施したことで負担が少なくなりました。また、ラリーの結果をデータとして残せる点と、プッシュ通知で次回開催時にお知らせ等が送れることが良かったと思います。

・デジタルスタンプラリーの参加者の反応は?

QRコードの場合は、店舗のどこに掲示しているのかわかりやすくするために置く場所の工夫が必要でしたが、GPSの場合はチェックポイント近くで操作するだけで簡単にスタンプが取得できるのが良かったようです。アンケートでも参加者から「またやってほしい」という多数のお声をいただきました。

・QRコード掲示はどのような場所・どのような設置方法?

QRコードは、できるだけ目立つ場所に掲示することを心掛けましたが、お店が閉店しているときの設置場所などが課題でした。GPSの場合は、特に気にすることがなく使いやすい反面、店舗の利用率は下がる気がしました。告知ポスターはお店だけでなく、商業施設や駅の中などにも協力していただきました。

・furariを利用してシステムの使いやすさは?

主催側としては、スタンプラリーの設定を全て管理画面上のフォーマットに沿ってできたことが、とても簡単だと感じました。チェックポイント情報など、必要な情報を集めてすぐにスタートできるのが良かったです。

・furariを導入して良かったと感じた点や集客の効果は?

まず、準備をスタートしてから終了するまでスタッフの作業が少なく負担がないのが素晴らしく良かったです。また、商店会のイベントで利用しましたが、多数のお客様にご参加いただき、多くの店舗を回遊してくれたことからも、次回からはクーポンなどを使った戦略をすることで、さらに効果があると実感しています。

・furariのサポート体制は?

担当者が即時対応してくれたので大変助かりました。イベントには欠かせないツールだと実感していますので、是非継続したいと考えています。

主催者:東京商工会議所台東支部 様
開催期間:2021年10月4日~2021年11月26日
システム:furari アプリ版
スタンプ形式:GPS認証
イベント概要:東京都台東区内に50箇所のチェックポイントを設置して実施した、東京商工会議所の台東支部設立50周年を記念したデジタルスタンプラリー

たいとうデジタルスタンプラリー

・furariを導入して感じた集客効果は?

本スタンプラリーは数千名の方にご参加いただき、ラリー範囲はとても広域だったにもかかわらず50か所全部を回ったコンプリート達成者も想定数を大きく超えました。操作がとても簡単でアプリが見やすいためか、1度アプリ上でスタンプを押すと他も集めたくなるようです。その影響もあってか郊外の離れたスポットにも多くの人が訪れており、高い集客効果があったと感じました。

・スタンプラリーの参加者の反応は?

スタンプラリー参加者へのアンケートでは、参加者満足度は92.7%と、9割以上の方に満足いただきました。「こんな場所があったんだ、という新たな発見があった」「台東区の歴史を感じた」「いつも行かない所に行けるのが楽しかった」「安心して楽しめた、また台東区に来たい」など、多くの肯定的な意見をいただいています。

・furariを導入して良かったと感じた点は?

アプリ自体が見やすい・使いやすい点はもちろんですが、参加状況やアンケート集計結果などを全てリアルタイムで見られるところも良かったと感じています。参加状況を考慮しながら、開催中の参加者へのアナウンスや、スポット地点の情報修正等の対応がタイムリーにできました。また、スタンプラリー終了後の結果報告でも参加者数やアンケート集計だけでなく、必要とするデータ群を簡単に抽出できたのでとても便利でした。

・furariのサポート体制は?

不明点などはすぐに的確に回答いただきとても助かりました。また、本事業の検討会議などにも社員の方に参加いただき、専門的なアドバイスをいただきながら企画の検討ができたのはありがたかったです。チラシやポスターなどの販促物の作成もしていただきましたが、とても親身に対応いただきました。

・デジタルスタンプラリーシステム導入を検討中の方へのアドバイスは?

重要なのは「システムの使いやすさ・見やすさ」かと思います。企画・内容が良くてもシステムが使いにくいと参加者の満足度は上がらないと思います。その点、furariアプリは使いやすさ・見やすさともにかなり高いレベルにあると思います。サポート体制もしっかりているので、安心です。


参照:デジタルスタンプラリーfurari 開催実績をもっと見る

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6.まとめ:furariでデジタルスタンプラリーを成功に導く方法

デジタルスタンプラリーを成功させるためには、参加者の満足度を高め、主催者にとっても効率的に運営できるシステムを選ぶことが最重要ポイントです。その中でも、デジタルスタンプラリーfurari(フラリ)はシンプルで直感的なインターフェースを備え、多機能でありながら柔軟にカスタマイズできる点が大きな魅力です。イベントの規模や内容に応じた対応が可能なため、あらゆる業種やイベントで活用できる強力なツールとして活躍します。この章では、furariを導入するメリットと、スムーズに導入するためのステップについて詳しく説明します。

furariを導入する主なメリットは、その優れた操作性と多機能性にあります。主催者にとっては、イメージするイベントを実現するための柔軟なカスタマイズ対応と、業界一のコストパフォーマンスの高さが魅力となっています。また、参加者にとっては、シンプルで使いやすいインターフェースのおかげで、誰でもストレスなくスタンプラリーを楽しむことができます。

さらに、開催方法に「アプリ版」「WEB版」「アプリ版×WEB版」の3つの選択肢があることで、主催者のニーズに合わせたイベント形式が実現でき、特に「アプリ版×WEB版」連動システムでは、集客効果を最大化できることもfurariならではの強みとなっています。

・アプリ版とWEB版の両方に対応

furariは、アプリ版とWEB版の両方のシステムを提供できることで、主催者の幅広いニーズに対応することができます。アプリ版では、リピーターを囲い込みやすく、プッシュ通知などを使って参加者との接触機会を増やすことが可能です。一方、WEB版はインストール不要で、手軽に参加できるためイベントへの参加ハードルが低くなります。特に、アプリ版×WEB版の連動機能により、参加者データを一元管理できる点で、他のシステムに比べて大きな集客力を発揮します。

参照:「furari アプリ版」詳細はこちら
参照:「furari WEB版」詳細はこちら

・直感的なUIと高いユーザビリティ

furariは、誰にでも使いやすいように設計された直感的なUIが特徴です。子供や高齢者も迷わず直感的に操作できるシンプルさが、多くのイベントで支持されています。アプリ版は、2022年度のグッドデザイン賞を受賞しており、これによりシステムの使いやすさや視覚的なデザインが高く評価されました。競合システムに比べ、参加者にとって簡単に操作できる利便性が高く、イベント参加のハードルを下げる強力なツールとなっています。

・リアルタイムでの進捗管理とデータ分析

furariのリアルタイム進捗管理とデータ分析機能は、イベント中の状況を即座に把握し、柔軟な対応を可能にします。たとえば、どのチェックポイントが人気なのかや、参加者はどのルートを使うことが多いかなどをリアルタイムで確認でき、主催者はその場で柔軟な調整を行うことができます。さらに、イベント終了後も無料で詳細なデータダウンロードができるため、長期的なイベント運営の改善にも役立つ強みがあります。

・コストパフォーマンスの高さ

furariは、他のデジタルスタンプラリーシステムと比較しても低コストで導入でき、より充実した機能を標準装備しています。基本的なスタンプラリー機能に加え、アンケート機能やデータダウンロードも追加費用が必要なく、高いコストパフォーマンスが特徴です。これにより、予算に制約のある中小規模のイベントでも、費用対効果を最大化し、満足度の高いイベント運営が可能となります。

・柔軟なカスタマイズ対応

furariは、業界でも最高ランクの柔軟なカスタイマイズ性で高い評価を受けています。一般的な「ラリー形式」に加え、販促活用向けの「スタンプカード形式」、また、チェックポイントごとに選べるスタンプ取得方式や、スタンプ取得の詳細条件を設定できる各種制限機能など、他の競合システムにはない「特別なイベント」を企画することが可能で、展示会や興行イベント、学園祭や学会、スポーツ大会など、あらゆるシーンで、参加者に強い印象を残すことができます。

・SNS連携機能による拡散効果

furariのSNS連携機能により、参加者はチェックポイント情報を簡単にSNSでシェアすることができます。また、カスタマイズ機能でSNSキャンペーンにも対応することができ、参加者が自発的にイベントを拡散してくれる仕組みづくりにも適しています。この自然な拡散効果により、次回のイベントや関連サービスへの関心を引きつけ、競合システムよりも高い集客効果が期待できます。

・安心のサポート体制

furariは、イベントの準備から運営、終了後まで手厚いサポートに定評があります。リアルタイムでのデータ確認や運営管理画面に関する問い合わせ対応も迅速で、特に初めてデジタルスタンプラリーを運営する主催者にとって、安心してシステムを利用できるサポート体制が整っています。この点においても、競合と比べて高い信頼性を誇ります。

furariの導入プロセスはとてもシンプルで、まず、担当する経験値の高いfurariディレクターにイベントの規模や内容を相談してプランを選び、その後、詳細な見積書が提示されます。導入が決定したら、最短1日で管理アカウントが発行されます。その後は、WEB上の管理画面から該当項目に従ってテキスト情報と画像を入れるだけの楽々操作のため、主催者にとって大きな負担がありません。

さらに、一般的なデジタルスタンプラリー開催のための必要な機能がほとんど標準搭載されているため、他社システムに比べて圧倒的なコストパフォーマンスを実現します。furariでは、アンケート機能やデータダウンロードも標準装備されており、追加費用は必要ありません。

STEP1:問い合わせ

まず、furariの公式サイトの専用フォームか、電話で問い合わせを行います。この時点で、イベントの概要や希望する内容を伝え、デジタルスタンプラリー開催に向けての初期相談を行います。特に、イベントの規模や目的、どのようなスタンプラリーを実施したいかなど、主催者のビジョンを明確に共有することがポイントです。

STEP2:ヒアリングと提案

問い合わせ後、furariの担当ディレクターから直接連絡があり、具体的なヒアリングが行われます。この段階で、イベントの目的、参加者層、規模、予算、求める機能について詳しく話し合います。担当ディレクターは、ヒアリング内容をもとに、最適なプランや機能を提案し、詳細な見積書を提示します。さらに、furariシステムのデモンストレーションも提供され、実際の操作感や機能を確認しながらイベントに合った設計を進めることが可能です。

STEP3:カスタマイズの設定

提案された具体的なプランに合わせて、必要な場合はfurariシステムのカスタマイズが行われます。この段階では、主催者の要望に応じて、スタンプラリーのチェックポイントや動線、特典の設定など、細部まで調整できます。furariは高度なカスタマイズ性を持ち、スタンプ取得条件や特典獲得条件の調整、参加者の興味を引き出す様々な形式に対応可能です。また、特典の内容や提供タイミングも設定でき、参加者のモチベーションを高める仕組みを組み込むことができます。

STEP4:運営管理画面の設定

主催者専用の運営管理画面が設定され、主催者は専用アカウントでログインし、該当項目に従ってイベント情報を入力・設定していきます。管理画面では、各チェックポイントの進捗状況、参加者数、アンケート結果などを確認でき、必要に応じて設定の修正や情報の更新を行うことが可能です。また、情報量が多いときなど、furari担当ディレクターに設定代行を依頼することもできます。

STEP5:テストと最終確認

実際のイベントを開始する前に、システム全体のテストを実施します。設定した機能が正確に動作するか、チェックポイントや特典の配置、スタンプ取得条件が意図通りに機能するかを確認します。問題が発生した場合は、主催者の要望に基づいて調整が行われます。このテスト段階で、イベント本番に向けた不安要素を取り除き、万全の準備を整えることができます。

STEP6:イベント開催

準備が整ったら、設定されたラリー開催予定日にイベントがスタートします。参加者はfurariのWEB版やアプリ版から簡単にスタンプラリーに参加でき、主催者はリアルタイムで進行状況を把握しながらスムーズにイベントを運営します。アプリ版では、プッシュ通知を使って参加者にリマインドを送ることも可能です。万が一、システムトラブルが発生した場合でも、furariシステムチームが即時対応することで安定したイベント運営をサポートします。

STEP7:イベント終了と結果分析

イベント終了後は、furariの管理画面で参加者の行動データやアンケート結果を確認し、詳細な分析を実施します。ラリーデータはイベント終了日から12ヶ月間無料でダウンロードすることができ、参加者の行動履歴や特典獲得状況をもとに、イベントの効果を検証し、次回への改善点を明確にすることが可能です。簡易レポート機能を参考に結果報告書を作成することで、イベントの成功度を総合的に評価します。

furariを導入するためには、まずは公式ウェブサイトからの問い合わせがスムーズな第一歩です。「問い合わせフォーム」か「電話」での相談が可能で、株式会社ワンズのfurari担当ディレクターがイベントの規模や目的に合わせた最適なプランを提案し、万全なサポートを提供します。導入に関する疑問や不安があれば、事前にデモンストレーションを受けることもできるので、安心してシステム導入を進めることができます。まずは、お気軽にお問い合わせください。