Before Introduction
迅速な対応が導⼊の決め⼿!furariは問い合わせへのレスポンスが
早く、スムーズな運⽤をサポート!
導入前の課題や背景
デジタルスタンプラリーの導入を検討したきっかけは何ですか?
システム導入前に抱えていた具体的な課題や問題点を教えてください。
もともとスタンプラリーは紙ベースで運用していました。しかし、運営を続ける中で、いくつかの課題が浮かび上がってきたんです。一番大きな問題は「スタンプ押印の不正」と「集計業務負担」でした。紙のスタンプラリーでは、ハガキを使って応募する仕組みでしたが、残念ながら不正が発生してしまうことがありました。
例えば、同じ人が同日に複数枚のハガキにスタンプをもらい応募したり、1つの施設で同日に複数のスタンプを重複して押してしまったりするケースが見られました。こうした不正を防ぐ仕組みがなく、運営側としても悩みの種でした。
また、紙ベースの運用はとにかく手間がかかるんです。例えば、2021年には3,000通以上の応募がありましたが、それをすべて手作業で入力し、集計する必要がありました。通常業務をこなしながら、応募ハガキのデータ入力を行うのは非常に大変で、事務所のメンバー総出で対応していましたが、それでも膨大な時間と労力を要しました。
さらに、紙の運用では参加者のデータを十分に取得できないという課題もありました。性別や年齢層などの情報は把握しづらく、参加者の傾向やラリーの効果を分析することが難しかったんです。せっかく多くの人に参加してもらっているのに、具体的なデータが得られないのはもったいないと感じていました。こうした課題を解決し、よりスムーズで公平な運用を目指すために、デジタルスタンプラリーの導入を判断しました。
選定理由
他社のシステムと比較して、特に魅力を感じた点は何ですか?
数あるシステムの中から、なぜfurariを選ばれたのか、その決め手を教えてください。
デジタルスタンプラリーを導入するにあたり、いくつかのシステムを比較検討しました。その中で「furari」を選んだ理由は、大きく3つあります。まず1つ目は「コスト面」です。導入や運用にかかる費用を考えたとき、他社のサービスと比較してもfurariはコストパフォーマンスが良く、予算内で運用できる点が魅力的でした。特に、スタンプラリーは継続的に実施していきたい取り組みなので、コストが抑えられることは重要なポイントでした。
2つ目は「対応のスピード」です。デジタルシステムの導入にあたり、こちらの要望や疑問に迅速に対応してもらえるかどうかは非常に重要でした。furariは問い合わせに対するレスポンスが早く、導入の準備段階で不明点があった際も、すぐに対応してもらえたため、安心感がありました。
3つ目は「豊富な実績」です。furariはすでに多くのスタンプラリーで採用されており、信頼性が高いと感じました。過去の成功事例があることで、当連盟でもスムーズに導入できるのではないかと期待できました。他社や自治体での導入事例を多く持っていることも大きいなポイントでした。このような理由からfurariを利用することにしました。

導入プロセス
導入プロセスで予想外の困難や障害はありましたか?
導入にあたり、準備や設定で苦労された点があれば教えてください。
デジタルスタンプラリーの準備ではいくつかの調整が必要でした。特に、ゴルフ場ごとの調整や参加者がスムーズに利用できる環境を整えることに注力しました。一番手間がかかったのは「ゴルフ場側の準備」です。各ゴルフ場でQRコードを設置し、正しく運用できるようにする必要がありました。
しかし、施設によっては新しい仕組みに慣れていないスタッフも多く、実際にお客様が訪れた際にスムーズな対応ができないケースが初期には見られました。これを防ぐために、各施設への事前説明や運用フローの共有を徹底しましたが、現場での理解度にばらつきがあったのは課題でした。
また、スタンプラリーのチェックポイントとなる各ゴルフ場の「緯度・経度の設定」も手間のかかる作業でした。デジタルスタンプラリーでは位置情報を活用するため、正確な座標を登録する必要があります。しかし、ゴルフ場は広大な敷地を持つため、一つひとつの地点を確認しながら設定を行うのは想像以上に時間がかかりました。
システムの操作に関しては、管理画面がわかりやすく設計されていたため、特に大きな問題はありませんでした。初期設定の方法や使い方には時間が必要でしたが、furariのサポートのおかげでスムーズに進めることができました。全体として、事前準備には一定の手間がかかりましたが、大きなトラブルはなく、スムーズにスタートできたと感じています。特に、各ゴルフ場への情報共有や参加者への案内の徹底が、成功した要因になったと考えています。
After Introduction
参加者データの分析が容易に!年齢層や利⽤傾向を可視化し、次回
のイベント企画に活かせる貴重な情報を獲得!
導入後の効果
furariを導入して、具体的にどのような効果や変化がありましたか?
参加者の反応やフィードバックで印象的なものがあれば教えてください。
デジタルスタンプラリーを導入して、運営面でも参加者の反応という点でも、大きな変化がありました。一番は運営の負担が大幅に軽減されました。紙のスタンプラリーの時は、何千通もの応募ハガキを手作業で処理しなければならず、スタッフ総出で対応していました。しかし、デジタル化によって、応募の管理やデータ集計が自動化され、業務の効率が飛躍的に向上しました。これにより、本来の業務に集中する時間を確保できるようになったのは大きなメリットでした。
次に、「不正の防止」ができた点も非常に大きいです。紙の時は、同じ人が同日に複数枚のハガキにスタンプをもらい応募することが可能だったため、不正を完全に防ぐのが難しい状況でした。しかし、デジタルでは1人1アカウントの管理がしっかりできるため、スタンプの重複や不正な応募がなくなり、公平な運用が実現しました。その結果、参加者数自体は減ったものの、これは「本当に正しくスタンプを集めた人だけが応募している」状態になったことを意味しており、私たちとしては望ましい変化だと捉えています。
参加者の反応としては、スマートフォンを使い慣れている人にとっては「便利になった」という声が多くありました。一方で、高齢の方からは「操作が難しい」「スマホを持っていないと参加できないのが残念」という意見もありました。ゴルフの利用者は比較的高齢層が多いため、この点は今後の課題だと考えています。
また、データの取得が容易になったことも大きなメリットです。紙の応募では、性別や年齢などの情報を詳細に把握することが難しかったのですが、デジタル化により、参加者の属性や利用傾向を明確に分析できるようになりました。これによって、今後の施策の改善やターゲット層の把握がより正確に行えるようになったのは、非常に有意義な変化でした。
総じて、業務負担の削減・不正の防止・データの有効活用といった面で、大きな効果を実感しています。今後は、より幅広い年齢層の方にも参加しやすいような工夫を検討していきたいと考えています。

サポート体制
サポートを受ける中で、特に助かった点や印象に残った対応はありましたか?
弊社のサポート体制について、感じたことを教えてください。
furariのサポート体制には非常に助けられました。導入初期から運用中まで、こちらの疑問や問題に対して迅速に対応してもらえたので、安心して運営を進めることができました。特にありがたかったのは、参加者からの問い合わせ対応です。
例えば、「アプリを間違えて消してしまった」「今の自分の登録状態が分からない」といった問い合わせが一定数ありましたが、その都度、furariのサポートチームがしっかり対応してくれました。そのおかげで、運営側がすべてをカバーしなくても良くなり、大きなトラブルなく進めることができました。
また、管理画面の設定などについても、最初は戸惑う部分がありましたが、サポートの案内が丁寧だったため、すぐに慣れることができました。初めてのデジタルスタンプラリーということで不安もありましたが、何かあればすぐに相談できる環境が整っていたため、安心して運営できたのは大きなポイントでした。
全体として、サポート対応のスピードや丁寧さには非常に満足しています。特に、初めてのデジタル化で不安な点が多かっただけに、こうしたしっかりしたサポート体制があったことは心強かったです。今後も、継続してfurariを活用していく上で、こうしたサポートがあるのはとても心強いと感じています。
今後の展望
今回のデジタルスタンプラリーの導入を、今後どのように活用していきたいとお考えですか?
次回以降、さらに工夫したい点や新たなアイデアがあれば教えてください。
今回、デジタルスタンプラリーを導入して多くのメリットを実感できたので、今後もこのシステムを活用していきたいと考えています。特に、デジタルならではの「データの蓄積・活用」をさらに進めていくことで、より効果的なイベント運営ができるのではないかと期待しています。
現在、当連盟では、さまざまなゴルフ関連のシステムを運用していますが、その多くは大規模なもので、個別のゴルフ施設が単独で導入するにはハードルが高いという課題があります。もしfurariのスタンプラリー機能が、よりデータベース化され、参加者の情報を一元管理できるようになれば、各施設でも活用しやすくなるのではないかと考えています。
また、参加者の利便性向上も今後の課題の一つです。例えば、会員登録時にデータを保存し、次回のスタンプラリー参加時にスムーズに情報が引き継がれるような仕組みがあると、利用者にとっても負担が少なくなります。さらに、LINEなどのツールと連携し、より手軽に参加できる仕組みを導入できれば、参加者の幅も広がるのではないかと期待しています。
一方で、デジタル化によって高齢の参加者から「スマホ操作が難しい」「従来の紙のやり方の方が分かりやすかった」といった声も一定数ありました。ゴルフは年齢層が比較的高いスポーツであるため、この点は今後の課題です。デジタルに慣れていない方でもスムーズに参加できるようなサポート体制を整えることや、必要に応じてアナログの要素を一部残す工夫も検討していく必要があると考えています。今後も、furariのシステムを活用しながら、より参加しやすいスタンプラリーを実現し、ゴルフの魅力を多くの人に伝えていきたいと思っています。
