Before Introduction
同業界での成功事例が導⼊の決め⼿!furariの⾼い信頼性と使いや
すさが、劇場にとって最適!
導入前の課題や背景
デジタルスタンプラリーの導入を検討したきっかけは何ですか?
システム導入前に抱えていた具体的な課題や問題点を教えてください。
明治座では、今回の舞台『応天の門』で初めてデジタルスタンプラリーを導入しました。過去に紙のスタンプラリーを実施した公演はありましたが運営において非常に労力を要し、スタンプの捺印や特典の受け渡し、さらには郵送対応など、多くの工数を全て自社のスタッフが対応していました。
また、これまでの明治座はシニア層向けの公演が多く、デジタル化には慎重な姿勢を取っていました。しかし、本公演では幅広い年代のお客様がご来場予定でしたので、デジタルツールへの親和性が高いことが想定されました。リピーターのお客様が多いことも予想されたため、ご来場のお客様に楽しんでいただくことのできる本施策を実施することに決定しました。
選定理由
他社のシステムと比較して、特に魅力を感じた点は何ですか?
数あるシステムの中から、なぜfurariを選ばれたのか、その決め手を教えてください。
同業他社様の導入実績もお伺いした上で、その信頼性と実績を重視して選定しました。過去に同業界での利用例があることは、システムの適用性や使いやすさを判断する上で大きなポイントとなりました。
また、公演においてはスムーズな運営が求められるため、操作性の良さやリアルタイムでの反映機能があることも重要でした。furariはこれらの要件を満たしており、導入後の運用がスムーズに進むと判断しました。

導入プロセス
導入プロセスで予想外の困難や障害はありましたか?
導入にあたり、準備や設定で苦労された点があれば教えてください。
設定の段階では、事前に詳細なマニュアルを提供していただいたため、基本的にはスムーズに進めることができました。わからない点があれば、その都度質問することで解決し、大きな問題はありませんでした。
ただし、特典として用意したボイスメッセージの準備については、スケジュールがタイトだったため、運営側でも調整に追われる場面がありました。また、スタンプの貯め方に課題があり、事前にアプリのダウンロードが必要であることを認識していないお客様が適切にスキャンできないなど、参加のハードルを感じさせる部分もありました。
After Introduction
furariの迅速なサポートが劇場運営を⽀える!リアルタイム反映と
⼿厚い対応でデジタル導⼊の不安を解消!
導入後の効果
furariを導入して、具体的にどのような効果や変化がありましたか?
参加者の反応やフィードバックで印象的なものがあれば教えてください。
今回のデジタルスタンプラリーの導入によって、リピーターのお客様の来場回数や年代、居住地などの属性データを把握することができたのは今後の公演にも繋がる大きな収穫となりました。これまでは「リピーターのお客様が多い」と感覚的に思っていたものの、実際にどの程度の頻度で来場されているのかまで把握する方法がありませんでした。
今回はお客様に楽しんでいただくことを目的に実施しましたが、予想以上のお客様にご参加いただけたことで我々としても大変意義のある施策だったと考えております。結果として、千人以上のお客様が参加し、なかには25回すべての公演に足を運んでくださった方も複数名いたことが判明し、私たち自身も驚きました。また実際に特典として用意していたグッズを身に付けてご来場くださる方もおり、お客様が楽しみながら参加してくださったことを実感しました。
さらに、今回のデジタルスタンプラリーによって、劇場側としても運営の負担が軽減されました。紙のスタンプラリーと比べて受付を常時設置することが不要になり、景品の引き換えもスムーズに行えたことで、スタッフの負担も大幅に削減できました。今後の施策として、アンケート機能を活用すれば、より詳細なお客様の声を集められる可能性もあり、次回以降の公演運営に役立てていきたいと考えています。

サポート体制
サポートを受ける中で、特に助かった点や印象に残った対応はありましたか?
弊社のサポート体制について、感じたことを教えてください。
furariのサポート体制には非常に助けられました。特に、デジタル特典の設定や動画特典の準備において、柔軟に対応していただいた点が印象的でした。動画特典のスケジュール調整や細かい設定についても、迅速に対応してもらえたおかげで、私たちの希望通りに運用することができました。
また、リアルタイムでの反映機能が非常に便利で、QRコードを読み取った際の表示内容の変更など、細かい修正が即座に反映される点も大変助かりました。実際に設定変更を行った際、すぐに確認できるため、不安なく運用できたのは大きなメリットでした。
さらに、サポートのレスポンスも早く、疑問点が発生した際にはその都度対応していただけたので、スムーズに運営を進めることができました。特に、システムのラグがなくリアルタイムで変更を適用できる点や、サポートチームの丁寧な対応は、安心してデジタルスタンプラリーを運用する上で大きな支えとなりました。

今後の展望
今回のデジタルスタンプラリーの導入を、今後どのように活用していきたいとお考えですか?
次回以降、さらに工夫したい点や新たなアイデアがあれば教えてください。
今回のデジタルスタンプラリーの導入は、明治座にとって新たな試みでしたが、想像以上に多くのお客様に参加していただき、大きな手応えを感じました。特に、25回すべての公演に足を運んでくださったお客様がいたことには驚きました。この結果を受けて、今後はリピーター向けの特典をさらに充実させることを検討しています。
今後デジタルスタンプラリーを実施する場合には、よりスムーズにお客様が参加できるよう、QRコードの掲示方法や告知の仕方にも工夫を加えていきたいです。初回の来場時に、アプリのダウンロードや参加方法をより分かりやすく案内することで、もっと多くのお客様に気軽に楽しんでもらえる環境を整えたいと思います。
デジタルスタンプラリーは、特典を通じてお客様の来場回数を増やすだけでなく、どのような属性のお客様が何回訪れているのかという貴重なデータを取得できる点でも非常に有用でした。今後もデジタルツールを活用し、より効果的なプロモーションや施策につなげていければと考えています。
