Before Introduction
furariの実績と信頼性が決め⼿!地域イベントとの連携実績が豊富
で、安⼼して導⼊を決定し回遊性と集客効果を強化!
導入前の課題や背景
デジタルスタンプラリーの導入を検討したきっかけは何ですか?
システム導入前に抱えていた具体的な課題や問題点を教えてください。
デジタルスタンプラリーの導入を考えたきっかけは、2021年の東京商工会議所台東支部設立50周年記念事業でした。そのイベントとして地域の観光スポットを巡るウォークラリーを企画していたんですが、これまでにも台東支部では40周年や45周年の際にもスタンプラリーのような取り組みをしていたんです。ただ、それらはアナログ方式で、開催も1日限り。参加者が特定の場所に一度に集まる形になりやすく、新型コロナウイルスの影響を考えると、従来のやり方では実施が難しい状況でした。
そこで、「密を避けつつ、より多くの人に楽しんでもらえる形にできないか?」と模索した結果、デジタルスタンプラリーなら、その課題を解決できるのではないかと考えたんです。特に、台東区内の50カ所の観光スポットを巡る仕組みにすることで、単なるスタンプラリーではなく、地域の回遊性を高めるツールとして活用できる可能性が見えてきました。
一方、上野エリアでは年間を通じてさまざまなイベントが開催されており、そうした個々のイベントを「点」ではなく「線」としてつなぎ、より大きな流れを生み出せる仕組みが作れたら面白いのではないかと考えました。その発想が、デジタルスタンプラリー導入の大きな理由になっています。
選定理由
他社のシステムと比較して、特に魅力を感じた点は何ですか?
数あるシステムの中から、なぜfurariを選ばれたのか、その決め手を教えてください。
デジタルスタンプラリーを導入するにあたり、さまざまなシステムが選択肢としてありました。しかし、最終的に「furari」を選んだのには明確な理由があります。「furari」には他のシステムにはない安心感と実績がありました。
特に、日本橋など中央区での導入実績があることを知り、私たちにとって、信頼性の高いツールであると判断しました。地域の企業や団体と連携してイベントを運営する上で、導入実績があることは非常に重要な要素でした。
さらに、デジタルスタンプラリーのシステムを比較した際、操作性の高さや機能の柔軟性も決め手となりました。例えば、GPSを活用することで、参加店舗側の負担を最小限に抑えられる点が魅力的でした。これにより、店舗にQRコードを設置する手間が省け、導入のハードルが下がるだけでなく、参加者にとってもスムーズな体験を提供できると考えました。
また、スタンプラリーを単なるイベントで終わらせるのではなく、地域全体の回遊性を高める仕組みとして機能させることも重要でした。「furari」の新機能であるマスタラリーシステムなら、エリア内のさまざまなスポットをシームレスにつなぎ、一つの大きな回遊型イベントとして展開できる可能性があったのです。
実際のところ、導入を決める際に他社のシステムと詳細に比較検討するというよりは、これまでの実績や信頼性を重視して、自然な流れで「furari」を選ぶことになりました。それだけ「furari」には、安心して導入できるだけの実績と魅力があったということです。

導入プロセス
導入プロセスで予想外の困難や障害はありましたか?
導入にあたり、準備や設定で苦労された点があれば教えてください。
デジタルスタンプラリーを導入するにあたり、システムの設定や準備を進める中で、いくつか課題に直面しました。まず、システム自体の操作は比較的スムーズに進められたものの、細かい設定に関してはfurariさんに調整をお願いする必要がありました。画像の登録や基本的な設定は自分たちでもできましたが、より細かい部分については自分達で対応できない部分もあり、そこが少し手間に感じた点です。
また、参加店舗との調整も重要な部分となりました。今回はGPS機能を活用することで、店舗側にQRコードを設置してもらう必要がなかったため、大きな負担をかけずに済みました。ただ、クーポン利用店舗の募集や説明は、やはりある程度の労力がかかる部分でしたね。特に、アプリをダウンロードしてもらうところから始めるため、参加者にとっての導入ハードルをどう下げるかが課題の一つでした。
実際の運用においても、一部の参加者がアプリではなくWebサイト上からクーポンを取得しようとしてしまうケースがありました。このあたりは、参加者に「アプリから利用する」という流れをしっかり伝える工夫が必要だと感じました。こうした細かい課題はありつつも、全体としては比較的スムーズに導入できたと思います。特に、GPS機能を活用したことで、店舗側の負担を最小限に抑えられた点は大きなメリットでしたし、運営側としても安心して進められました。
After Introduction
デジタルクーポンの機能を活⽤!参加店舗での利⽤者が増え、地域
経済の活性化と売上向上に⼤きく貢献!
導入後の効果
furariを導入して、具体的にどのような効果や変化がありましたか?
参加者の反応やフィードバックで印象的なものがあれば教えてください。
デジタルスタンプラリーを導入したことで、いくつかの大きな変化を実感しています。まず、参加者の動きに関してですが、スタンプラリー自体を目的に訪れる人が増えたことが印象的でした。従来のイベントでは、特定の催しを目当てに来場する方が多かったのですが、今回は「furariを使ってスタンプを集めること自体を楽しんでいる」という声が多く聞かれました。実際にアンケートを見ても、イベントそのものよりも、スタンプラリーをきっかけに訪れたという人が多かったです。
また、クーポンの活用も新しい動きの一つでした。例えば、アメ横のある店舗では、これまで商店街のイベントで発行される商品券があまり使われなかったそうなんですが、今回は実際にクーポンを使って買い物をする人が多く、驚いたという声をいただきました。こうしたデジタルクーポンの導入が、新しい客層の獲得につながっているのを感じました。
さらに、データの分析という点でも、新たな可能性を感じています。これまで、開催したイベントごとに細かく参加者の動向を分析することができていませんでした。しかし、今回はAIによる分析機能を活用できるため、これまで見えなかった参加者の行動パターンや傾向がより明確になるのではないかと期待しています。今後の改善や次回の施策を練るうえでも、非常に重要なデータになると考えています。
こうした変化を踏まえると、デジタルスタンプラリーを導入したことで、単に「スタンプを集める」だけではなく、街全体を回遊しながら楽しんでもらう仕組みができたのではないかと思います。これからさらに活用を進めて、地域の魅力をより多くの人に知ってもらえるような取り組みにしていきたいです。

サポート体制
サポートを受ける中で、特に助かった点や印象に残った対応はありましたか?
弊社のサポート体制について、感じたことを教えてください。
furariさんのサポート体制が非常に心強かったです。特に、対応のスピードが早い点が印象的でした。システムを活用するにあたって、私たちにもアイデアはたくさんありましたが、それを具体的にどう実現するかという部分では専門的な知識が必要でした。その点で、こちらの要望をすぐに理解し、迅速に対応していただけたのは本当に助かりました。
例えば、細かいシステム設定については、自分たちである程度は触れるものの、どうしてもfurariさんにお願いしないといけない部分もありました。そういった場面でも、こちらの意図をくみ取って、柔軟に調整してくれたので、運営側の負担が大きく軽減されましたね。
また、デジタルツールに慣れていない方でもスムーズに活用できるよう、分かりやすい説明をしてもらえたのも良かった点です。特に今回のスタンプラリーでは、多くの店舗や参加者が関わるため、何かトラブルが起こった際にすぐ対応できる体制があることが重要でした。その点、furariさんのサポートがあったことで、運営側としても安心して進めることができました。これからさらにシステムを活用していく中で、新たな要望や課題が出てくると思いますが、引き続きこのスピード感と柔軟な対応を期待しています。

今後の展望
今回のデジタルスタンプラリーの導入を、今後どのように活用していきたいとお考えですか?
次回以降、さらに工夫したい点や新たなアイデアがあれば教えてください。
今回のデジタルスタンプラリーを通じて、私たちは多くの可能性を感じました。特に、スタンプラリー自体を目的に訪れる参加者が想像以上に多かったことが印象的でした。これを踏まえて、今後はさらに「楽しみながら街を巡る仕組み」を強化していきたいと考えています。
まず、課題として挙がっているのが「マスター(親)ラリー」と「対象(子)ラリー」という概念の分かりにくさです。現在、二重構造になっていることで、参加者が仕組みを完全に理解する前に離脱してしまうケースもあるかもしれません。これをより直感的に楽しめる形に整理し、参加者が迷わずに楽しめる環境を整えていきたいです。
また、参加者のデータ分析をさらに活用して、より効果的な施策を打ち出していくことも重要です。現在、累計で6,000人以上の参加者がいますが、そのうちどのくらいの人がクーポンを利用し、景品と交換まで進んでいるのか。こうしたデータをしっかり精査し、参加者がよりスムーズに特典を活用できる仕組みを作ることで、さらなる満足度向上を目指します。
加えて、クーポンを利用できる店舗の拡大も大きな課題の一つです。現在の目標は「100店舗」への拡大。クーポンの魅力をより多くの店舗に理解してもらい、積極的に参加してもらえるよう働きかけていきたいです。実際に、すでにクーポンの効果を実感している店舗もありますので、そうした成功事例を活かして、参加店舗を増やしていくつもりです。
最終的には、「上野に来たらfurariを使うのが当たり前」という状態を目指しています。観光客も地元の人も、上野を訪れたら自然とfurariアプリを開き、イベントやお得な情報をチェックしながら街を楽しむ。そんな仕組みを作ることで、上野エリア全体の回遊性を高めていきたいと考えています。
