導入事例

東京都練馬区の高松１・２・３丁目農の風景育成地区で、ねりま高松農の風景育成地区実行委員会主催の「たかまつ農の風景スタンプラリー」が2025年12月10日（水）～12月21日（日）に開催されました。本イベントは、地域に残る畑や屋敷林などを巡りながら、身近にある農のある暮らしや季節の風景を楽しんでもらうことを目的とした取り組みです。参加者は、各チェックポイントを訪れてGPSによる位置情報認証を行い、スタンプを集めていきます。12月21日（日）10時から14時まで開催された「たかまつ農の風景まつり」の会場内にある景品交換ブースで、お菓子の詰め合わせなどの特典と交換することができました。スタンプラリー期間中は、地元野菜の販売や収穫体験、餅つき、お雑煮配布なども行われ、親子で散策しながら楽しめるイベントとして、多くの来場者でにぎわいました。都市農業の風景と地域の魅力を再発見できるスタンプラリーとなりました。

公益財団法人東京都公園協会が主催する「TOKYOつながる 里山サミット2025 サミットWeek」の関連企画として、里山訪問デジタルスタンプラリーが2025年11月22日（土）から12月14日（日）まで開催されました。本スタンプラリーは、多摩丘陵地域に点在する里山や公園、交流施設を巡りながら、自然環境や地域資源の魅力を体感してもらうことを目的とした企画です。参加者は、対象となる里山施設や公園を訪問し、現地に設置されたスタンプポイントでQRコードを読み取ることでデジタルスタンプを取得します。対象スポットには、桜ヶ丘公園や小山田緑地、平山城址公園、小野路宿里山交流館など、多摩丘陵の自然や文化を感じられる施設が含まれました。集めたスタンプ数に応じて、多摩丘陵の公園キャラクター「たまきょうりゅう」をモチーフにしたオリジナルグッズなどの特典が用意され、指定施設で景品交換が行われました。里山散策とスタンプラリーを組み合わせた本企画は、自然への関心を高める機会として、多くの参加者に親しまれました。

2025年11月16日、松江テルサにて「中海・宍道湖ラムサール20周年フェスタ～わくわく体感DAY～」が開催されました。本イベントは、日本最大の汽水域である中海・宍道湖がラムサール条約湿地に登録されてから20周年を迎えた節目を記念し、島根県・鳥取県が連携して湿地保全とワイズユースの理解促進を目的に実施されたものです。当日は、知事あいさつや専門家によるトーク、子どもたちの活動報告を行うステージイベントのほか、産品マルシェや体験ワークショップ、展示コーナーなど多彩な会場企画が展開されました。あわせて、会場内ではQRコードを活用したスタンプラリーを実施し、来場者が展示や体験を巡りながら各所に設置されたQRコードを読み取る仕組みを導入しました。所定数のスタンプを集めた参加者には、オリジナルステッカーを記念品として配布し、子どもから大人まで楽しみながら会場を回遊できる設計としました。本フェスタは、体験とデジタル施策を組み合わせることで、中海・宍道湖の自然環境や地域資源への理解を深める機会を創出した事例となりました。

2025年11月15日・16日の2日間、東京都東久留米市で開催された「東久留米市市民みんなのまつり」にあわせて、「東久留米市市民みんなのまつりスタンプラリー」が実施されました。本企画は、東久留米市市民部産業政策課様の主催により、来場者の回遊促進とイベント全体の一体感醸成を目的として行われたものです。スタンプラリーはWEB版システムを活用し、会場内3か所をチェックポイントとして設定しました。参加者は各ポイントで「スタンプ取得」ボタンを押し、掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取ることでスタンプを獲得する仕組みとなっており、短時間の滞在でも参加しやすい設計が特徴です。すべてのチェックポイントでスタンプを取得した参加者には、達成特典としてdポイント200ポイントを進呈し、来場の満足度向上につながりました。実施期間中は多くの参加者が集まり、平均取得回数も高水準で推移するなど、イベント回遊施策としての有効性が確認されました。本事例は、地域イベントとデジタル施策を組み合わせ、来場体験の付加価値向上に寄与した取り組みとなりました。

「スミファ2025（すみだファクトリーめぐり）」は、2025年11月14日（金）〜16日（日）の3日間、東京都墨田区内全域で開催されたものづくり体験イベントです。墨田区に点在する町工場や企業を巡り、職人の技や製造現場の魅力に触れることができるフェスティバルとして、多彩な工場見学、ワークショップ、商品販売などが行われました。イベントの一環として実施されたデジタルスタンプラリーでは、参加企業の各スポットを巡り、QRコードを読み取ってスタンプを集める仕組みとなっていました。一定数のスタンプを集めた参加者は、企業が厳選した景品と交換できる抽選に参加することができ、ものづくりを楽しみながら達成感や記念品を手にすることができました。本企画は、子どもから大人まで家族で楽しめる体験型の周遊企画として、多くの来場者に親しまれたイベントとなりました。スミファは、普段は立ち入ることのできない工場の現場と、職人の技を身近に感じられる祭典として、地域の魅力発信につながっています。

「東京都食育フェア クイズラリー2025」は、東京都様主催のもと、2025年11月8日から11月9日までの2日間、東京都渋谷区代々木公園を会場として実施されました。食育フェア来場者が楽しみながら「食」について学べる仕組みとして、furari WEB版を活用したクイズ形式のデジタルラリーが導入され、会場内に設けられた全9カ所のポイントを巡る構成としました。スタンプ取得にはキーワード方式を採用し、各ポイントで出題されるクイズに正解することでラリーが進行する設計とすることで、展示内容への理解促進と回遊性の向上を両立しています。特典としては、9カ所のうち5カ所を回ってクイズに正解した来場者に対し、ブルーベリーの苗木または東京トマトの簡易栽培キットを先着で配布する仕組みとし、体験後も家庭で「食」を身近に感じられる内容が用意されました。本施策は、短期間のイベントにおいてもデジタルを活用した学習要素と来場者体験を効果的に組み合わせた食育推進の事例となりました。

メッセナゴヤ2025の会期中、会場内企画として「CNCiグループブーススタンプラリー」が実施されました。本企画は、メッセナゴヤ実行委員会様の主催のもと、ポートメッセなごや第1展示館に展開するCNCiグループ各社のブースを巡りながら、来場者の回遊促進と情報接点の創出を目的として企画されました。スタンプ取得方法は、QRコードおよびキーワード入力となり、展示会場内12か所を対象スポットとして設定しました。来場者はスマートフォンを活用してスムーズに参加でき、展示内容への理解を深めながら自然な導線で各ブースを回遊できる仕組みとなりました。特典としては、スタンプを2種以上取得した参加者を対象に、抽選形式でのノベルティ提供が行われ、参加意欲の維持と滞在時間の向上に寄与。複数スポットを巡る参加者の行動傾向も確認され、展示会施策としての有効性がうかがえます。本スタンプラリーは、メッセナゴヤ2025の掲げる異業種交流・情報発信の趣旨と親和性の高い企画として、展示会全体の回遊性向上と出展社の認知促進に貢献する取り組みとなりました。

2025年11月、大津市内を舞台に「おおつ光ルくんと行く 百人一首紀行」が実施されました。本企画は、おおつ光ルくん杯実行委員会様の主催により、6年ぶりに開催された「第3回おおつ光くん杯 小倉百人一首競技かるた団体戦 世界大会」の開催を記念し、競技かるたとゆかりの深い地域資源を広く知ってもらうことを目的として展開されました。スタンプラリーは、スマートフォンアプリを活用したQRコードおよびGPS方式を採用し、市内10か所のチェックポイントを設定しました。近江神宮をはじめ、小倉百人一首や歌人にゆかりのある史跡や名所を巡る構成とすることで、観光と文化体験を結び付けた回遊施策となっています。特典としては、スタンプを2個集めるごとに「おおつ光ルくん 特製アクリルキーホルダー」を進呈する段階的な仕組みを導入し、無理のない参加動機づくりと滞在促進を図りました。交換拠点を市内複数箇所に設けた点も、回遊性向上に寄与しています。本事例は、競技かるたの聖地・大津ならではの歴史文化を活かし、イベント記念施策として観光誘客と地域理解を同時に促進した取り組みとなりました。

宇部市役所周辺エリアを舞台に、2025年11月（1ヵ月間）のデジタルスタンプラリー「うべまちぐるっと！」が実施されました。本企画は宇部市観光振興課様の主催により、まちなかの回遊促進と地域店舗の認知向上を目的として行われた取り組みです。期間中は、商店街や飲食店など市内10か所をチェックポイントに設定し、スマートフォンアプリを活用したキーワード＋GPS方式でスタンプを取得する仕組みを採用。参加者は買い物や食事、まち歩きの動線上で自然に立ち寄ることができ、日常行動と観光体験を結び付けた設計が特徴です。全スタンプ取得者には抽選で家電やギフト券、協力店舗からの協賛品など多様な賞品が用意され、地域事業者との連携による魅力づくりにもつながりました。本スタンプラリーは、秋の宇部のまちを楽しみながら回遊を促す施策として、地域全体のにぎわい創出に寄与した事例となりました。

茨城県常陸太田市にて、2025年11月1日から11月30日までの期間、「竜神峡もみじ周遊スタンプラリー2025」が開催されました。本イベントは、常陸太田市観光物産協会様が主催し、秋の紅葉シーズンにあわせて竜神峡周辺の魅力を広く発信することを目的として実施されました。会場エリアには市内各所に設けられた25か所のスポットが設定され、参加者は観光地や立ち寄りスポットを巡りながらスタンプを取得する仕組みとなっていました。スタンプ取得にはfurariアプリを活用し、QRコードおよびGPSによるデジタル方式を採用したことで、紙台紙を使用しないスムーズな周遊体験を実現しました。紅葉の見頃にあわせた実施により、自然景観と観光資源を組み合わせた回遊促進施策として機能し、来訪者が市内を幅広く巡るきっかけづくりにつながりました。本取り組みは、観光スポットの分散的な来訪を促すとともに、地域全体の回遊性向上に寄与する事例となりました。デジタル技術を活用した周遊型イベントとして、今後の観光施策にも応用が期待される取り組みです。

東京都千代田区の大手町・丸の内・有楽町エリアにて、2025年10月24日から11月9日までの期間、「OPEN CITY MARUNOUCHIデジタルスタンプラリー」が開催されました。本イベントは、OPEN CITY MARUNOUCHI 2025実行委員会様が主催し、都市空間そのものを楽しむ体験創出を目的として実施されました。スタンプラリーのスポットには、丸の内エリア各所で展開されるイベント拠点や公共空間が設定され、オフィス街として知られる街並みの中に点在する文化・交流の場を巡る構成が特徴となっていました。参加者は、街を歩きながら各スポットを訪れることで、日常とは異なる丸の内の表情に触れる機会となりました。スタンプ取得にはfurariアプリを活用し、GPS方式を採用することで、立ち寄りの流れを妨げないシンプルな参加設計を実現しました。紙を使用しないデジタル形式により、都市型イベントとの親和性を高め、回遊性を意識した施策として機能しました。本取り組みは、OPEN CITY MARUNOUCHIのコンセプトである「ひらかれた都市」を体感的に伝える施策の一つとして、エリア全体の魅力を再認識するきっかけを創出した事例となりました。

演歌歌手の新浜レオンさんが上野観光大使への就任された記念として開催された「上野観光大使就任記念！新浜レオン応援団の店スタンプラリー」は、上野エリアの魅力とともに、新浜レオンさんを応援する気持ちを地域全体で盛り上げる周遊型イベントです。期間中は、上野周辺の飲食店や商店など、新浜レオンさんを応援する「応援団の店」を巡りながらスタンプを集めることができ、ファンはもちろん、上野の観光や街歩きを楽しむ方にも親しみやすい企画となりました。参加者は、各参加店舗を訪問し、GPSの認証でスタンプを取得していきます。スタンプを集めることで、記念品や特典への応募・引き換えができ、街歩きの楽しさに加えて達成感も味わえる内容となりました。応援団の店では、店舗ごとの個性やおもてなしも感じられ、新浜レオンさんと上野のまちとのつながりを実感できる機会となりました。音楽と観光、地域のお店が一体となった本スタンプラリーは、上野の新たな魅力を発見できるイベントとして、多くの参加者に楽しまれました。